一般社団法人 日本イノベーション融合学会

■学会が目指すもの

 グローバル化時代に,変化と競争へ果敢にチャレンジする創造的なイノベーティブ人財を多方面から結集し,相互のコラボレーションに基づき異分野間の融合領域で新たなイノベーションを創出させることが,本学会の最大の目的です.そして,日本の活力増進,社会・経済力のアップ,国際貢献に貢献することを目指しています.個別のイノベーション成果に満足することなく,その成果をつないで融合させて新たな知を開拓する人材も育成します.

 

 既存の制度・仕組み・ルール等に一切囚われず,様々な学問・ビジネス領域の良いところを相互に学び,伸ばし合いながら,新しいアイデアやイノベーションの種,更に芽になりうる「モノ・コト・イシ」を柔軟に融合させられる新しいタイプの人材育成を目指していきます.

 

 ​以上の目的を達成するための事業として,本学会では,イノベーションに係わる研究・実践活動,関連成果の普及・啓蒙,関連人財育成,ビジネス創成や政策提言等の事業を進めます.

■創設の思いと経緯

 2012年6月に開催された産業構造審議会新産業構造部会では,わが国の経済を長らく覆う「閉塞感」の背景に,経済状況の構造的な行き詰まりがあると指摘しています.第1の行き詰まりとして「企業戦略・産業面の構造」,第2の行き詰まりとして「就業の構造」が指摘されました.こうした中,ITの進展で他産業,他分野との融合によってイノベーションを起こし,新たなサービスをデザインできる産業構造,及び就業構造が創出される環境が整いました.このような状況を鑑み,All Japanの精神の下でITをベースとして全省庁や全産業界が協働しイノベーションを支援する体制の確立が望まれます.しかしイノベーションの現状を見ると日本のイノベーションの研究・教育は立ち遅れていると言わざるを得ません.

そこで,日本産業界の喫緊の課題は次世代イノベーティブ人財の育成であるとの認識の下,「知のオリンピック」の提唱者である青山学院大学:石川昭名誉教授(当時・故人)の参画を得て,イノベーションに関係する研究者,専門家,起業家,経営者,ビジネスマン,政府・自治体関係者等に広く参画をお願いしました.柔軟でユニークな発想の下に,個人や地域の小さなイノベーションから地球規模のイノベーションまで,知の共有・融合とその研鑽の場として多様な知を結集する「イノベーションがつながり,融合する学会」を創設致しました.

学会は2022年正月に一般社団法人化しました.イノベーティブ人材の核になるDX人材の育成や関係検定シリーズの社会への提供も積極的に展開しております.又,イノベーティブ人材がお互いの活動成果を競い合い,融合のチャンスにもなる「知のオリンピック」事業も鋭意展開しています.厳正な査読体制を敷く学会誌・論文誌の「イノベーション融合ジャーナル」発行,年次大会や研究会の運営も進めています.更には,新しいビジネスの創出支援も進めています.そして優秀な成果を挙げた会員諸氏の表彰も行い活動を讃えております.

こうして柔軟に既存の知をつなげて,新たな最先端知の創出を実行できる人材を育成する極めてユニークな学会として,日本イノベーション融合学会は日々成長を続けております.

■学会の思い

1,今の国家的な損失には次の3点があります.

①業界を跨いだ知の共有の欠如

➁高齢者の晴耕雨読状態による定年後の経験知の社会的損失

➂イノベーティブな個人が組織の論理の中で自由に活動できない現実

2,そこで我々は,「イノベーションを起こす知の共有・融合の場を創設する」ために,老若男女を問わず前向きな人を集め,多様なメンバーと知の結集を図ることを大切に致します.

3,名称は学会ですが,従来型の学術コミュニティの機能に止まらず,ビジネス面の知の共有をしたい人にも賛同者を募り,集まってもらい,イノベーティブなビジネスマッチングの仕掛けとしても展開します.学術とビジネスの双方に明るい知的コミュニティを実現します.

 

■理事長挨拶

 日本イノベーション融合学会は,2014年8月に,任意団体として設立されました.依然として,新しくて小さい所帯ではあります.自身の専門エリアでのイノベーションに止まらず多様な領域と積極的につながり,お互いの成果を融合させつつ,新たな最先端知を紡ぎ出すことに喜びを感じる多様なメンバーが活躍する知的コミュニティへと成長しつつあります.初代理事長の高梨智弘先生(故人),初代会長の有賀貞一先生がすそ野を広げて下さいました.

 

そして2022年1月に,日本イノベーション融合学会は一般社団法人化しました.まさしく学会Ver.2.0へと突入しました.2代目理事長としては,高梨先生や有賀先生が拡げたすそ野を学術・ビジネスの確かな知的基盤へと質的に,また量的に成長させることがミッションです.特に,本学会の売りでありユニークな活動であるDX人材の育成や関係検定シリーズの社会への提供体制の強化,イノベーティブ人材がお互いの活動成果を競い合い,融合チャンスを創出する「知のオリンピック」事業の強化を進めて参ります.従来からの活動である学会誌・論文誌「イノベーション融合ジャーナル」の発行,年次大会や研究会の企画・運営や新しいビジネスの創出支援も進めます.優秀な成果を挙げた会員諸氏の表彰も進めます.

 

選挙の結果とは言え,40代なかばの小生が,学会の理事長になるのは思ってもみなかったことです.私にあるのは若さと行動力ですから,イノベーションとその融合,更には融合の先にある最先端知を目指して,学問・ビジネスの改革に資する活動を広く展開して参る所存です.学会の筆頭理事となりますとそれなりの責務があり,身が引き締まる思いです.学際的研究の方法論と実際,イノベーション融合による新しい知の創出,融合分野のビジネスにご関心のある方,是非会員となり仲間になって頂ければ幸いです.特に,イノベーションの分野は若手のすそ野を広げることが大切で,大学院生やポストドクターの方にも是非仲間になって頂きたいと思っております.皆様のご支援・ご鞭撻を心よりお願いする次第です.

 

2022.1.25

日本イノベーション融合学会理事長 西山敏樹

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​理事長
​西山敏樹
名称
一般社団法人 日本イノベーション融合学会
設立年月日
2014年4月  1日 任意団体学会として設立
2022年1月14日 一般社団法人化
会員数
約200名+学生会員+法人会員(13法人)、その他後援団体
所在地
〒103‐0013 東京都中央区日本橋人形町1‐9‐2 冨士ビル5階

一般社団法人設立時理事
代表理事 西山 敏樹

理事  小野瀬 由一

理事  岩田  浩一

理事  藤掛 正史

理事  海老澤 光夫

理事  大木 にな

理事  金井 雅子

理事  酒井 学雄

理事  佐藤 靖

理事  中川 尚志

理事  野秋 盛和

理事  山村 延郎

理事  山本 米孝

監事     荒井 大幸

監事  常盤 拓司

 
イノベーション融合学会は、イノベーションを起こす知の共有の場を創設します。
Innovation Fusion Society of Japan